2011年3月4日金曜日

車内湯けむりマナー

久しぶりに静かで空いている山手線に乗る。

すると、となりの席のスーツ姿の弱齢男が誰かに電話をかけだした。


どうせ公共の場で、でかい声で話すのなら、


あのfacebookが、創価学会に8000億ドルで買収された!とか、


謎のハッカー集団アノニマスは、ゴアに住むロシア人と日本人のハーフの美人小学生のしわざだった!とか、


マスコミで有名人となったジュリアン・アサンジの精子に100万ドルの申し入れやがあったが、彼はきっぱりと断って田舎の幼なじみと結婚した!とか。


だれでも飛びつく様な話なら、まれに車内での携帯電話も(個人的に)認めます。

そう言った話なら、じーっと静かに彼の話に耳を立てて聞いてますよ(笑)


しかし、2分程我慢したがまだ電話を切らずその後もトーク続行。そんな時にあなたならどうするか?


一度目 彼の肩を軽く叩く。(しかし彼はシカト

二度目「静かにしてもらえませんか?」と丁重に話しかける。(同じくシカト


話の途中で電話が切れたらしい。その後彼は堂々ともう一度電話をかける。


三度目 「If you wanna call, you should go outside!」と、英語で話しかけた。


すると彼から「"It's aloud" 」という声が返ってきた。


?????


それは私に「うるさい」と言っている言葉なのか?それとも「わかってますよ、声が大きかったですね」

という意味なのか、それか「英語で話すなら"It's aloud" という言葉をかけるのが正解だ」と言いたいのか

「ココで話してもいいじゃないか」という同意を求めた言葉なのか、

まったく見当違いな答えが帰ってきたのでびっくりしたが続けて、


「車内で携帯電話を話すのはマナー違反です。」と

日本語で書かれたステッカーを指差したが彼の態度はまったく変わらず、何も言わずじまい。


と思いきや、何秒かの沈黙のあと扉が閉まるギリギリのところで突然彼は電車を下りた。 


イエ~~~~イ!!☆!! 勝利の女神



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先日、神奈川の温泉にて


胸まで隠れる程の長い黒髪を下ろしたまま、タオルであそこも隠さずに露天風呂をうろついていた。

五右衛門風呂、みかん風呂、寝湯など、いくつかの種類の風呂のうち ”源泉100%かけ流し"と表示された風呂に入った。

足だけ湯に浸かりながらゆっくりと奥の方へと歩いていると、湯煙の影からひとりのおばさんが


「あなた、それじゃ迷惑よ」と言う声が聞こえてきた。


私は内心(やはり私のご自慢をタオルで隠さなきゃいけないのかぁー)と思うこともつかの間(嘘)


「髪の毛をゴムでしばらないと、周りに迷惑でしょ」と言われたので、


小声で「はい」と答え、岩場の隅っこで髪の毛をまとめた。


言われた後、5分ほどはあまりいい気はせず


「うるさいばばーだ。毛に恨みでもあるのか?せっかくの温泉気分が台無しだなー」と、


夜空を見上げた時、偶然にも突如どでかい流れ星を見たのであった!!


その後、我ながら大人げない思いが過ってしまったなーと、ちいさく反省猿になる。



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この2つの出来事で私が気づいた事


批判を受けたときに防衛しない


弱齢男の携帯の話にしても、私自身の露天風呂の話にしても、突如注意された方の人が「自己防衛」をすることにより、話がスムーズでなくなります。

本人には分からないかもしれないが、あからさまに感情的な態度や言動に出ます。その後の相手の反応が鈍い、又は冷静であれば喧嘩や言い合いにはならずに済むのですが、お互いお酒を飲んでいたり、短気だったり、鵜呑みにする相手であったりすると、厄介な事になります。


相手から批判を受けたときに、言い訳、防衛に走ると余計に事態を悪化させることを知っておく必要があります。

相手の言い方が悪いからと言って、こちらまで口が悪くなっては、同じ穴のムジナです。
防衛というのは「私は全く悪くない」(つまり相手が悪いと暗に言う)ことです。

当然、防衛された相手(つまり暗に自分が悪いと言われた相手)は、更なる批判を繰り出したくなります。

批判されたときには、一旦は相手の言葉を受け止める必要があります。
そのあとは、その批判が正当か不当かを判断します。
正当なら、勇気を出して過ちを認めます。


あ~~っ、なんてちっちゃいんだあたしは

これでは、電車の中の弱齢男と一緒じゃないかー!


「弱齢男も今はまだ分からないかもしれないが、5年後、10年後に私が言った言葉を少しでも思い出してくれたら本望じゃな」なわけないか。はははっ


結論


自分と相手の意見が違っている状態に耐えられる「自己信頼」が大事